SPOONのリスナーさんたちを男子と女子の声で本気で口説く(笑)、しらたまもなかです。
占い屋はるさんから、この記事を依頼されたのは、まだChoice期間の5週目でした。
Spoonでの1つのコンテンツを作っている私の考え方やどういうところに苦労しているのかを記事にしませんか?とのお誘いでした。
このお誘いを受けるまで、私は私の枠について1つのコンテンツを作っていることに気づかなかった…というのが本音です(笑)
苦労話はたくさんあるので、いいですよ!と二つ返事でお受けしました(苦笑)
私の今配信している【ラジオのような恋愛セリフ枠】というコンテンツに至るまでの、お話をさせていただこうと思います。
SPOONを始めたきっかけは、このコロナ禍で自粛が多くなり、暇だった…というところです。顔はバレたくないので、声だけならいくらでも話せるなぁというのも大きかったですね。
自分が10年舞台に立っていたこともあり、声優・セリフカテゴリはよく覗いていました。
このジャンルのほとんどのセリフ枠は、声真似や、ネット上に転がってるセリフを読んで、「かっこいい!こういうセリフをこんな風にかっこよく言えるのすごいでしょ?」というものだったので、正直物足りないというか…もっと人の心を動かせるセリフ枠はないのかな…と考え始めました。
ただ、わたしもしばらくは、コラボボタンをつけて、たくさんのリスナーさんたちにコラボに上がってもらい、声真似やセリフを「かっこよく」言ってもらう枠を作ってきました。
私の枠に来るリスナーさんたちに求められているのが、そこだったのです。
それでも、いつもそこに物足りなさは感じていました。
500Fanを超えた頃、7色ボイスのれいさんという配信者さんに出会いました。
声劇を声色を変えて配信している大手の配信者さんでした。
すぐに打ち解け、私の枠でもコラボに上がってもらいセリフの掛け合いなどしてくれました。そのれいさんから、「もなか、大きな企画するから、それまでに1000Fanな!と言われました」
わたし、目標があると最大限の努力をする人でして…
必死で枠回しをし、コラボに上がる人を褒めたたえ、毎日2回配信し、1日に平均40人ずつファンが増えていき、半月で1000Fanに到達しました。ここまで急激に私が配信者らしくなったのは、れいさんのこの一言のおかげだと思っています。
この頃から、本当にやりたいことを考え始めました。
人が感動する、キュンキュンする、聴いている人の心を動かせる枠作りをしたいという思いが強くなりました。
自分で台本を書き出したのもこの頃です。ネットで拾った台本はやめ、自分が伝えたいものを、やりたいものを台本に書き出しました。ただ、書けるものが恋愛ものばかりでした。自分の経験あるものが書きやすかったのです。恋愛経験だけはたくさんあったので(笑)
必然的に恋愛もののセリフが増えていきました。
私が1000Fanに到達する頃には、実力のある配信者さんたちが私の枠でコラボに上がってくれるようになりました。
私の納得する演技ができる人達と出会えるようになったのです。
そこで少しずつ、演技の上手い方にコラボのオファーをするようになりました。
コラボボタンについても考え始めました。
コラボボタンだとリスナーさんたちの耳に届くまで3秒ほどのラグがあり、演技が難しいのでSkypeを導入し始めました。
これが大きな転機になったと思っています。
Skypeで上がってもらう配信者さんは、演技の上手い人に限定しました。
いかに自然な演技を、わたしの表現したい芝居をできるかを判断基準にしました。
そしてどちらかというとマニアックな方が多い、「かっこいい」演技のセリフ枠から、
一般的な配信を聴く人に刺さるラジオのようなセリフ枠を作ろうと動き出しました。
ずっとつけていたコラボボタンを外しました。
大手さんとコラボ企画を打つようになったのもこの頃からです。
一般的なリスナーさんが、おもしろい!キュンキュンするー!という企画をやり始めました。
こうして、私の【ラジオのような恋愛セリフ枠】ができあがりました。
配信を初めて4ヶ月になるころ、
一緒に配信を頑張ってきた仲良しの配信者、いの姉とリア凸でセリフ枠コラボをしました。その次の週…
いの姉と一緒にChoiceになりました。
驚きと、戸惑いと、プレッシャーが大きく、
嬉しさは4番目位でしたw
セリフ枠の辛いところ…それはセリフを読んでる間は、入室もコメントも何も受け取れないというところです。
そこでマネージャーが重要になってきます。
Choiceになり、入室が500人を超え…
1人のマネージャーでは回らなくなり、
私の古参たちがマネージャーとして手伝ってくれるようになりました。それぞれが配信者でもあるので、私がやりたいこと、表現したいことをよくわかってくれています。
紆余曲折ありましたが、今は5人のマネージャーが私を支えてくれています。
まるで家族のような存在です。
マネージャーたちが居なかったら、私はこのChoice期間をこんなに元気に乗り越えていなかったでしょう。プレッシャーに負けず、やりたいこと優先でChoice期間を走り抜けることができたのは、間違いなくマネージャーたちのおかげです。
私の枠は1人では作れません。
マネージャーなしでは作れません。
本当に感謝しています。
オファーをし、その人に合う台本を書き、宣伝を打ち、背景を作り、BGMを探し、
本番前にリハをし、配信をする…
この配信までの流れは、1000Fan超えたあたりからずっと変わりません。
たった1枠2時間に、全力を注いでいます。
配信後は、舞台をまるまるやったような爽快感があります(笑)
長くなりましたが…
これが私の配信、【ラジオのような恋愛セリフ枠】です。
これからもやりたいことを、人の心を動かせる配信を、試行錯誤しながら続けていくと思います。
私と出会った方々、私の声を聴いて下さった方々が、みんなみんな幸せになりますよーに!!