spoonで立体音響とエコーを両立しながら、かつ手元で全部操作できるように調整しようとしたら配信機材が増えました、占い屋はるです。
他枠巡りしていてもはるさんの記事見てますー!って言われることが多くて嬉しいです、本当にありがとうございます。
基本的には以前紹介している配信機材に付け足す形で使用しています。
買い足した機材とソフトウェア
NATIVE INSTRUMENTS Komplete audio 2(オーディオインターフェイス)
マイクの音を一度パソコンに取り込んでノイズを処理したあと、AG03に流し込む役割のために購入。オーディオインターフェイスがKomplete audioとAG03の2台体制になったのはパソコンに入力するのとiPadに入力するためです。
AG03よりもノイズが乗りにくいので、Komplete audio 2台が理想なのですが、こいつiOSに対応してないんですよね。なんてこったい
現在、AG03が手に入りにくい状況が続いていますが、Komplete audio2なら定価で在庫もある状態なので、オーディオインターフェイスを必要としている人にもおすすめです。
エコーをかけることができませんが、音質はめちゃくちゃ綺麗。
Ableton Live10 intro (DAWソフト)
DTMをやる人は持っているだろうDAWソフト。マイクの音と音楽をミックスしてかつ、エコーや立体音響にするために必要なソフト。プラグインで色々できるので便利。
使用する音楽が毎回決まっている人は何分経ったらこの音楽が流れるという風にも設定できるので一度設定してしまえば、毎回すぐに配信の準備が完了します。
またソフト自体にパンニング機能があるのでマイク一本で立体音響っぽくできます。このおかげでAT2035で片耳から囁きもできるようになったよやったね!
youtubeやツイキャスで配信する人にはおなじみOBSでも代用できなくはないけど、後述のナノコンを使用するためにLive 10を使用してます。
コルグ Slim-Line USB Controller NANOKONTROL2
これを買ってから手の負担がかなり楽になりました!
Live10を使用する際に手元で操作するためのコントローラー。音量調整やエコーかけたりするのもこのコントローラーがあれば手元で操作できるようになるので超便利。
音量調整のためにいちいちパソコンやAG03に手を伸ばすのも疲れますしね。左右に音を一瞬でふることができるから立体音響にしながらエコーもかけれちゃうなんて素晴らしいんだ。
iZotope RX8 Standard (ノイズ処理用)
機材がこんなにも増えた元凶。といえど一度使ったら二度と手放せないソフト。それがRX8。
その中でもVoice-De-Noiseという機能を使用しているのですが、配信前にこのソフトを立ち上げて学習させることで自動でエアコンの動作音などの不要なノイズをリアルタイムで取り除いてくれる神のようなソフトウェア(直接あたる風の音や近くでなっているモーター音等は除去に限界があります)。
歌ってみたなどのmixをする際にノイズを取り除くために使用されるソフトらしいのですが、リアルタイムで処理してくれるので配信にも使えます。
上記4点となります。お前、前にAG03おすすめしてたよね?裏切ったの??という声が聞こえてきそうですが、裏切ったわけではありません(AG03をつなげるとホワイトノイズが増えるからKomplete audio 2を二台体制でいいと思うけど)。
どんな繋げ方をしているのか
Komplete audioにマイクを入力、USBの接続(入力)先をパソコンにして、出力先をAG03に、そしてAG03からiPadに接続(入力)して配信をしています。
これだけみると???としかなりません、自分もこれをみせられても???ってなります、というかなりました。
めちゃくちゃ簡単にいうならマイクの音を一度パソコンに取り込んで、iZtope社のRX8を使用してリアルタイムでノイズを処理したものをAG03に流して、配信しています。いままで直接AG03につなげてたマイクの音を一度パソコンを経由させることできれいにしているという状態ですね!
もはやAG03はパソコンで綺麗に処理した音をiPadに流すためだけの機材になってます(エコーもlive10でかけるしね)。
そこまで音にこだわる必要はあるのか?
なんだかんだで追加の機材を揃えるのに3万ほどかかっています(まじかよ)。じゃあここまでやることに意味があるのか?と自己満足ですという回答になります。リスナーさんからしたら体感できるほど音質がさらに向上したわけでもないと思います(元々音質はきれいな部類だったと思いますし)。
ただ自分自身がエコーをかけたり立体音響にするためにマイクを取り替えたりするのが面倒臭くて効率化をはかりたかったんです。まだまだ効果音や音楽に関しても効率化したり、改善すべきところはありますが、めちゃくちゃ楽になりました。
最近みんなが使っている立体音響マイクだと自分自身が動かないといけなかったため姿勢が崩れて整形外科に行く羽目になったのですが、これならマイク一本で手元のダイヤルで立体にできるため、体の負担も減りました。
結論
正直、音質をどこまで向上させるかについては自己満足の世界ですし、キリがない沼だと思います。でもせっかく聞いてくれているリスナーさんがいて、spoonは声だけで勝負する世界。17ライブやポコチャのように容姿が判断基準にならないのであれば、拘ってもいいのではないでしょうか?
リスナーさんが応援するために他にもほしいものや買いたいものがある中で自分のために投げてくれたスプーン、それならリスナーのために使ってもいいと思うのです。
余談
ただ配信している人ならここまで機材を揃える必要はないと思います。ただ歌のmixをしたい人やcastに投稿するためにノイズ処理をしたい人はiZtope社のRXシリーズは買っておいて損はないと思います。
あとは効果音を手元のコントローラーでポン出ししたいのでナノパッドあたりも購入する予感が……。誰か私に買ってくれてもいいんでry
謝辞
今回の機材を揃えるにあたって、DJ兼トラックメイカーのラッパーふた丸さんに色々とお世話になりました。自分専用の音楽を手に入れたい方や、機材やソフトウェアに関してより詳しく知りたい方は是非一度相談してみてはいかがでしょうか?
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めちゃくちゃかっこいいのでみんな聞いてみて〜(自分の配信で流れている曲もふた丸さん制作です)。