※最終更新日 2021年1月7日
初めましての方は初めまして。いつも見に来てくださっている方,お世話になっております。スプーン界のスクランブル交差点,占い屋はると申します。
spoonで立体音響(バイノーラル)配信をするために使用したマイクのレビューになります。基本的にiPhoneもしくはパソコンでの配信で使用したものであり、Androidの人には使えないのでご注意下さい。
(一部Android機種には立体音響マイクが備わっている場合もあります)
また立体音響で配信するためには1万3千円〜程度の機材を買う必要性があります。安く作る方法もありますが,あまりおすすめはしません。
10月23日追記
新バージョンのScence Life LIke2が発売されました!
Scence Life LIke2が発売されました!立体音響マイクを探していた人に朗報です!
以前のバージョンではiPhone限定でしたが、typeCコネクタに対応しているAndroidにも使用できる(販売ページに対応機種が載っています)とのことです。
お値段も1万3千円ですし、これから立体音響配信をしたい方はこれを買うだけで間違いないでしょう。
イヤホンスタンドも以前のものがそのまま使えるようですね!
レビュー記事はこちら
・Scenes Lifelike (現在絶版)
実際に自分がspoonで立体音響配信で使っていたマイクがこちらです。このマイク自体はspoonでCHOICEがついている方や立体音響配信されている方に使用されているマイクはなんですか?って聞いたらこちらのマイクが回答として返ってきたので使用率は高めのように感じます。
ちなみにこれを買えばiPhoneにつなげるだけで立体音響での録音・配信ができます。他のマイクだとミキサーやアダプターが必要になるんですよね・・・。
※現在絶版となっており、メルカリなどで中古品がたまに出品されています。現状だと後述のDR-07XとCS-10EMを組み合わせて配信するのがベターです。
使ってみた感想
囁き声とかシチュエーションボイスを録音したり配信したいならこれ買っておけば間違いないと思います。難点としてはコネクター部分がかなりシビアなため,少しでも接触が緩いと立体音響になりません。
アマゾンのレビューで片耳しかマイクを拾わなくなったといっている方がかなりいらっしゃいますが,単純に接触不良なのではないかと考えているくらいシビアです。
またこのマイク専用のスタンドがあるけど自分は使ってません。あると便利だとは思います。
Androidには非対応,パソコンにはアダプターが必要なので注意してください。
とりあえず立体音響を試したいって人にはおすすめ。
このマイクが向いている人
他の機能とかいらないから立体音響で囁き声やバイノーラル配信をしたい人やiPhone単体で完結させたい人にはおすすめです。余計なコネクターなどを買わなくて済むのは便利ですね。
このマイクをお勧めできない人
楽器演奏も含めた録音をしたい人やそもそもイヤホン型のマイクが苦手な人はおすすめしません。
本当に立体音響で配信するためだけのマイクなのでご注意ください。あとイヤホン機能もあるにはありますが,音質は微妙なので音楽を聞きたいなら専用のイヤホン買いましょう。
・TASCAMーDR-07X
Scenes Lifelikeを使用する前に使っていたマイクです。用途がASMRやボイスレコーダーとして使用する分にはおすすめです。USB接続なのでパソコンにそのまま接続できますし,普通のマイクとして使うにはいいかもですが,三脚を別で用意してあげないと支えがないので不便です。
ASMRをやりたい人にはこっちの方がおすすめですという記事も見かけましたが確かにその通り。立体音響で声を撮るのに向いてないだけなので,性能としては悪く無いと思います。
ちなみに立体音響配信をしている方に聞いても誰一人この機種の名前はあげられなかったくらいにはマイナーみたいです。
※7月30日追記
センスライフライクのマイクが手に入らないため、後述のCS-10EMと組み合わせて使う人も増えてきました。
DR-07XもしくはDR-05XとCS-10EMを組み合わせることにより立体音響配信をすることができます。
現状最安でかつ安定して供給されている立体音響機材はこの組み合わせになります。
なおUSB接続で電源を取れますが、iPhoneやiPadに接続して使用する場合は、単三電池が別途二本必要になります。消耗が早いので充電式の乾電池がおすすめです。
※2020年10月20追記
Scenes LifeLike2が発売されたのでこちらの組み合わせを買うメリットがなくなりました。
使ってみた感想
spoonで立体音響配信するには全く向いていないマイクというのが正直な感想です。ASMRなどの音を撮る分には綺麗なのですが,囁き声やバイノーラル配信をするにはマイクの形状が使いにくいのでCS-10EMと組み合わせるのが無難。普通のマイクとして使ったりボイスレコーダーとしては便利です。
iPhoneで使用するためには専用のアダプターが必要なのでご注意ください。
例の如くAndroidには非対応。
※2020年6月30日追記
一部Android機種に対応しているそうですが、機種それぞれによります。またメーカー自体はあくまでもAndroidに対して動作保証はしてません。
このマイクが向いている人
多用途マイクが欲しい人にはこれを買っておけば間違いないです。というのも立体音響にも普通のマイクにもなる上に,ボイスレコーダー機能も完備し,文字起こし機能もついています。
さらに広角モード(立体音響)であれば楽器の演奏やコンサートでの録音にも使えます。ピアノ演奏の録音などにも使っている人が多い印象。
下位互換のDR-05Xは立体音響と普通のマイクのモードが切り替えることができず,1500円程度しか値段が変わらないためこちらを購入していいと思います。
※後述のCS-10EMと組み合わせる場合、DR-07Xであるメリットがほとんどないため、DR-05Xのご購入をおすすめします。
このマイクをお勧めできない人
立体音響で囁き声やバイノーラル配信をされたい方や,iPhoneとの接続をするためにコネクターを使いたく無い人。
配信機材を増やしたくない人にはおすすめできません。
使った事ないけどお勧めされた立体音響マイク
・Roland バイノーラル マイクロホン イヤホン CS-10EM
※7月30日追記
現状、立体音響配信をしたいならこのマイクとDR-05Xもしくは07Xと組み合わせるのがもっとも楽にできる組み合わせとなります。
配信者繋がりの方でもこの組み合わせを使っている人がいますが、とても綺麗な立体音響になっていました。
一応,Androidにも使える可能性がある立体音響マイクです。値段だけ見ると一番安いのでこれを買おうと思っていたのですが,これ単体では使えないためご注意ください。
プラグインパワー対応のオーディオインターフェイスに接続する必要があります。上記のDR-05Xもしくは07Xはプラグインパワー対応なのでそちらと組み合わせるといいかもしれません。
もしミキサーにつなげたい場合は中間にプラグインパワー対応のマイクアンプを接続しないとマイクの音量が小さすぎて機能しません。
AG03などのオーディオインターフェイスを持っている方はオーディオテクニカのアンプを挟むことでつなげている方が多いですね!
そのため一番費用がかかるやり方になりますが,バイノーラルマイクにマイクロフォンアンプ、ミキサーを挟んだ上でAndroidに接続すれば使える可能性があります
(試したわけではないため責任は取れません)。
実際に使ったマイク2種類+おすすめされたマイクを紹介させていただきました。立体音響マイクについて調べたときにASMRを録音するためにおすすめのマイクは出てきてもspoonやツイキャスでお勧めの立体音響マイクの記事は見つからなかったので書いてみました。
ちなみにspoonやツイキャスでコラボ機能を使用していたり,LINEやDiscordで通話をしていると強制的にステレオからモノラル方式に切り替わってしまい立体音響での配信ができませんのでご注意くださいませ。
少しでも参考になりましたら幸いです。
9月16日追記
この記事で紹介している配信機材プラスアルファで増えたので書いてみました。現在では立体音響も含めてこちらの機材のやり方を取っています。
spoonの配信機材から初心者定期までまとめた記事はこちら
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